白門祭パンフレットについて

白門祭期間中に白門祭実行委員会が無料で配布している公式パンフレットは、当委員会の編集部という部局で制作しています。広大なキャンパスで、約400の企画が実施される白門祭ですが、来場された方に分かりやすく便利なパンフレットを目標に、毎年長い時間をかけて制作にあたっています。
今年から白門祭パンフレットの電子版を当ホームページでも掲載する予定です。これを記念した特別ページとして、パンフレットの制作風景をお伝えします。

電子版パンフレットはこちら!

パンフレット制作過程

  • 2月~3月中旬  ページ選定・装丁
  • 5月下旬~6月中旬  テーマ決定
  • 6月下旬  構成決定
  • 7月中旬  統一事項完成
  • 8月~9月  制作・チェック・仮完成
  • 10月中旬  徹夜作業・入稿

編集部

白門祭実行委員会の4つの部局のうちの一つが編集部です。編集部では白門祭のパンフレットをはじめ、公式ポスターやビラなど、さまざまな制作物を担当しています。
制作は「Illustrator」というパソコンのソフトを使用しています。メンバーのほとんどが初心者ですが、互いに切磋琢磨しながらすばらしい作品を作っています。

まさに「プロフェッショナル」な集団です!

1~4年生合わせて28人が活動しており、ほかの部局に比べるとその人数は小規模なものの、編集部はなくてはならない存在です!

1.ページ選定・装丁

前年度の反省を生かして、来年のパンフレットに加えたいページや割愛するページを一つずつ選定していきます。パンフの形状も考えていきます。
例えば、一昨年48回(左)と昨年度49回(右)では、持ち運びしやすいようにこんなにコンパクトに変わっています。
今年はどうなるのでしょうね。

  

2.テーマ決定

パンフレットには毎年デザインにテーマを設けています。

第50回のテーマは「歴史」です!

時代に沿った様々な建物や人物が登場するようです...!
中身もすべてテーマに沿って展開されているので、お手に取った際はぜひ注目してみてください。
またこの頃から、入局が決まった新1年生も会議に参加します!こちらは今年の編集部1年生のみなさんです。

  

3.構成決定

  

パンフレットの構成を考えます。それぞれのページにどの順序で内容を載せるか細かく決めていきます。
すべての構成が決まり、いよいよ今年のパンフレットの全体像が見えてきました!

4.統一事項完成

統一事項とは、部員が分担してページを作っていく際に統一しておくべき決まりのことです。
例えばページ内で使う文字のフォントやサイズを指定したり、数字や記号の半角・全角の使い分けまで、さまざまな決まりを作ります。

  

上の写真はその一部です。かなり細かい所までこだわっているんですね!そしてこれが白門祭パンフレットの読みやすさの秘訣でもあります。

5.制作・チェック・仮完成

8月、楽しい夏休み~♪と言いたいところですが、ここからがメインの制作作業です。

担当ページの制作は個人作業ですが、定期的に行われる会議では、制作中のものをみんなに見てもらいチェックしていきます。先輩・後輩関係なく意見やアドバイスを提案しあい、よりよいページを目指します!

6.徹夜作業・入稿

夏休みが終わり、ようやく仮完成したパンフレットですが、白門祭直前期にも最後の大仕事が残っています。閉門後も学校に残り、徹夜で作業します!
後期に入り確定する企画の情報を夜通し打ち込んでいくというのが主な作業です。

部単位で夜通しの作業を行うのは編集部だけ!編集部のみなさんの根性と作品への愛を感じますね!

すべての情報を打ち込むと、やっと1冊のパンフレットの完成です!!印刷業者の方と連絡をとり入稿となります。

7.完成

こうして、無事第50回白門祭パンフレットが完成しました!今年のパンフレットも使いやすさにこだわっていますので必見です!

さいごに

今年度のパンフレットもたくさんの来場者にご利用いただいています!白門祭にご来場の際はぜひご活用ください。

電子版パンフレットはこちら!

最後になりますが、今年度編集部長を務める高須大樹君に伺いました。

◆あなたにとってパンフレットとは?

「パンフレットにはすべての企画の情報が載り、多くの来場者がパンフレットを手にして白門祭を回ります。そういう点でパンフレットは白門祭に関わる多くの人をつなぐ存在だと思います。」